2015年08月27日

戸沢村ワークショップを開催

8月24日、戸沢村でワークショップを開催しました。

今回のワークショップも、前段はジオパークについての座学です。各構成市町村民の方に少しでもジオパークとは何か知ってもらうため、各市町村1回目のワークショップには座学を入れています。山形大学地域教育文化学部の八木教授、環境省羽黒自然保護事務所の下本氏、中央開発株式会社の橋本氏から、開催市町村の地域資源に合わせて話をしていただいています。

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戸沢村といえば、最上川舟下り。船頭の軽快なトークを聞き、最上峡の雄大な自然を見ながらの最上川舟下りは最高です。その最上川は、出羽丘陵の隆起にも勝る浸食で出羽丘陵を東西に横切り、今の最上峡を形成しました。最上川が蛇行して流れているのも、出羽丘陵が障害となってできたもの。それを聞いて、「地形には意味がある!」と感動しました。普段の生活では、最上川がなぜ蛇行しているのか、なぜ最上峡ができたのかなんて考える人は少ないと思いますが、ジオパークについて学ぶと、私たちが住んでいる町がどのようにつくられて、生活にどう影響を与えているかなど、新たな発見があります。

 さて、座学の後はグループに分かれて、ワークショップに入ります。戸沢村の見どころはどこなのかそれぞれ付箋紙に書き込み、地図に貼り、重複したものや知らなかったものなどに区別し整理していきます。皆さんここは真剣です。実は、戸沢村は『国民健康保険発祥の地』だそうです。初めて知りました・・・。

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ここでお昼休憩。今回の昼食は、『農家そば屋 与惣右衛門』さんの手打ちそば。ご主人が5時起きでうってくれたというそばは、コシがあって食べ応えがあります。つゆもだしがきいてておいしい!おなかがいっぱいになりました。ごちそうさまでした! 

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午後からは、代表的なジオサイトと戸沢村のジオツアーを考えました。

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多数決の結果、戸沢村の代表的な見どころは以下の通りとなりました。

〇民族・歴史・文化・・・角川口(山岳信仰新八方十口)

〇生態・・・山の内杉(幻想の森)

〇景観・・・最上峡(戸沢橋から見た月山)

〇大気・環境・・・きれいな水(平根地すべりの集水井水を水道水として使用)

〇地表地質環境・・・黒渕地すべり

 そして、戸沢村のジオツアーは、『最上峡が育んだ文化と歴史発見の旅』や『1300年の昔を偲び清める旅』などが発表されました。舟下りをして最上峡について学んだり、高麗館で地すべりを学ぶなど、盛りだくさんのツアーができました。

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次回は、今回のワークショップで抽出したジオサイト候補地(行けるところだけ)を実際に巡ります。9月25日(金)にフィールドワークを開催しますので、是非ご参加ください。なお、事前の申込みが必要となりますので、参加希望の方は月山ジオパーク推進協議会(TEL.0237-74-2112)までご連絡ください。

〜おしらせ〜
9月12日(土)戸沢村村制施行60周年記念 最上川ミュージック花火2015が開催されます。音楽に合わせて打ちあがる花火を,楽しむことができます。チケットをお買い求めの上、是非お越しください。

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2015年08月24日

庄内町ワークショップを開催

8月20日(木)、庄内町でワークショップを開催しました。

平日の開催にもかかわらず、多くの方々に参加いただきました。

今回も、参加者のみなさんにジオパークについて知ってもらうため、ワークショップに入る前に山形大学地域教育文化学部の八木教授や環境省羽黒自然保護事務所自然保護官の下本氏、中央開発株式会社の橋本氏からジオパークとは何か、ジオパークになるためには何が必要か、ジオパークと環境保全などの話を聞きました。

ジオパークの活動は、地形・地層などの地球活動の遺産の価値を、地元の人達が良く理解し、適切に保全、活用すること。それが結果として、地域振興につながります。まずは地元のことを知り、地域資源の価値を確認していくことが、ジオパーク活動の第1歩だと改めて感じました。

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さて、座学の後は、グループに分かれてワークショップ。庄内町の見どころを付箋紙に書き込んでいきます。どんどん出てきます。次にそれを、庄内町の地図に貼り付けていき、重複しているものや初めて知ったものなど、整理していきます。みなさん真剣です。

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ここで一旦休憩。昼食は、『三治郎そば』さん。創業120年の老舗そば屋さんです。手打ちのそばはコシがあり、数種類の小鉢と漬物付きでどれもおいしい!ぬかりなく、食べぶらパスポートにスタンプを押してもらいました!

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さて、腹ごしらえも終わり、午後の部も引き続きグループに分かれてワークショップです。庄内町の見どころの中で、特に代表的なものはどれか話し合いながら選定していきます。グループごとに選出したものを挙げ、さらにその中から代表を決めていきます。ここは公平に多数決。僅差のところもありましたが、なんとか決まりました!


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5つの分野別で代表的な見どころは以下の通りです。

〇民族・歴史・文化・・・清川歴史

〇生態・・・弥陀ヶ原

〇景観・・・月山(中島橋からみた月山がきれい!)

〇大気環境・・・清川だし

〇地表・地質・・・濁沢地すべり

 最後は、庄内町のジオツアーを作っていきます。午前中のちょっと堅い雰囲気からはうって変わって、ここではみなさん楽しそうに、和気あいあいと作業を進めていました。各グループで発表してもらうと、『庄内町の自然と歴史をめぐる旅』というツアーから『天女の気分で一攫千金』といったユニークなツアーまででてきて、会場は盛り上がりました。

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今回の庄内町のワークショップの結果をうけ、9月16日(水)に庄内町のフィールドワークを開催します。今回のワークショップで抽出したジオサイト候補地を巡り、その地質的な価値を確認していきます。興味のある方は、是非ご参加ください。その際は、月山ジオパーク推進協議会事務局(TEL.0237-74-2112)までご連絡ください。


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2015年08月10日

西川町ワークショップを開催

8月6日、西川町で第1回ワークショップを開催しました。町民の皆さんをはじめ関係者ら約20名が参加し、山形大学地域教育文化学部の八木教授、環境省羽黒自然保護官事務所自然保護官の下本氏、中央開発株式会社 橋本氏からジオパークやその取り組み、そして環境保全について学びました。

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その後、西川町の見どころを考えるため、グループに分かれてワークショップを行いました。付箋紙に、それぞれが考える西川町の見どころを書いていき、地図に貼っていきます。

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ワークショップで挙げられたのは、志津の五色沼や弓張平、雪旅籠の灯りや月山山菜そばなどさまざま。その中でも、代表的なものは、以下の通りとなりました。

〇民族・文化・歴史・・・岩根沢三山神社

〇生態・・・月山筍

〇景観・・・月山(大井沢から見る月山がきれい!)

〇大気環境・・・豪雪(姥沢スキー場)

〇地表・地質環境・・・地すべり(西川町志津地区の五色沼周辺)

 さて、この日の昼食は、『山菜料理出羽屋』さんの『月山山菜そば』。月山山菜そばは、今回のワークショップで、西川町の見どころとして多く挙げられました。

 『月山山菜そば』は、地域の資源である山菜を活かし、それに月山の麓の湧き水でうつそばを融合させて霊峰月山を冠した山菜そば料理を創出できないかと出羽屋の先代が考え、製麺業者と試行錯誤を繰り返し作り上げたものです。一般的な山菜そばとは異なり、たっぷりの山菜やきのこ、鶏肉等が入った熱々の鍋の中に冷たいそばを入れて食べます。

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最後は、西川町の見どころをめぐるツアーを考えます。西川町は、出羽三山信仰の行者宿として栄えたところでもあるため、「ジオと信仰」のツアーや、月山の景観に焦点を当てたものなどが発表されました。

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今回の結果を受け、9月9日(水)に西川町でフィールドワークを開催します。興味のある方は、是非ご参加ください。その際は、月山ジオパーク推進協議会事務局(TEL.0237-74-2112)までご連絡ください。


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